あけましておめでとうございます。
 昨年は、つたない文章をお読みいただいてありがとうございました。
 最近読んだ本、読み返した本の短い感想です。
 まず、ファンタジー編。
 
 魔法使いハウルと火の悪魔
魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉
 ご存知ハウルの動く城の原作。
 メタモルフォーゼ〜違った自分に変わるのに容貌の変化は必要か〜が隠しテーマ。
 やっぱり、若い女性には「老婆になりたい」潜在願望があるという自説(?)に確信を深めた。それにしても、出版は1987年だが、ハウルって、ものすごく現代的な男の子だ。ピアスをして、お洒落で、ワガママなジャニーズ系。その彼が、愛によって、家族を守る優しさと強さを持つ男性に少しづつ変わっていく。
 そう考えてみると、今までの王子様とはちょっと毛色が違うけれども、女の子の、新しいタイプの理想の王子様。
 ストーリー&キャラクター設定ともに映画とかなり異なるので、映画を見た方にもお勧めできる。

 アブダラと空飛ぶ絨毯
アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉
 「魔法使いハウルと火の悪魔」の続編。
 一筋縄ではいかない作者の一筋縄ではいかない物語。ファンタジーの形を借りているが、生身の人間を描いている。まるで、ジェーン・オースティンの
高慢と偏見 ばりに人間の心の裏と表を緻密に映し出している。
 基本的に、この作者は人間を善と悪に二分しない。
 そこが、ディズニー映画や多くのファンタジーとの最大の違いだ。
 異文化交流でいかに人間が変わるか?本当の女性とはどのような存在か?
 コメディータッチの展開を楽しみながらも、それらのテーマを自然に考えさせれてしまう本だ。

 ダレン・シャン 12巻 運命の息子

ダレン・シャン 12巻 運命の息子
 超人気作の遂に最終巻。内容&結末は、ファンタジーなので勿論ここには書けない。第一巻では、ちょっと手塚治虫の
バンパイヤ などをを思わせるモチーフに、抵抗感を感じる人もいるかもしれない。
「ハリー・ポッター」もそうだが、最近のファンタジーは、
あの超有名SF映画のストーリーの影響をうけているものが多い。これもそのひとつ。


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