今日は、神田神保町でランチを食べました。

tinum看板
 
 この街は、私の子供時代の思い出が沢山詰まった場所です。
 
 小学生の頃、祖父から「神田の書店街で何でも好きな本を何冊でも買ってもらえる日」という楽しみなイベントがありました。
 勿論、希望した本を祖父が判断して、年齢に合わないものは買ってもらえない場合もありましたし、「何冊でも」といっても限度がありました。
 
 しかし、大抵は、どんなものでも希望を聞き入れてもらえましたし、祖父の本選びのアドバイスを聞くのも楽しかったものです。
 その後は、書店街のとある喫茶店で、アイスクリームなどを食べさせてもらえます。
 とても懐かしい思い出です。

 親は厳しく躾けるのが仕事ですが、祖父母というのは、子供にとってはまた違った存在。
 そうした別の視点での接し方も、子供の成長にとってはまた良しといったところなのでしょう。
 子育ては、ひとりの大人が抱え込むものではないのかもしれません。
 
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 高校を卒業して大学生になったばかりの時、高校時代の親友と三省堂書店の前で待ち合わせをした時に、ふと彼女が突然、
「ビートルズって、何てこんなに心を締め付けられるんだろう。」
とつぶやいたのも何だか忘れられません。

 私も小学生の頃から、家にあった母のLPレコードでビートルズを聴いていた話をしたら、
 何の曲が好きかで一気に盛り上がりました。
 私は、わりに“Love me do”などの初期の彼らの熱気にあふれるビートのある曲が好きです。

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私が一番好きがドキュメンタリー映画のひとつが、BBC放送製作の
"The Compleat Beatles"です
 リヴァプールのモノクロームの風景が何ともいえないほど切ない作品です。
 ドイツのハンブルグ時代のビートルズが地元のライブハウスで歌っている珍しい映像も収められています。
 
 この記録映画の最後のナレーションである、
ビートルズは60年代の奇跡であり、70年代以降はその影だけが残った。
という一文を、ここを通りかかるたびに思い出すのは、彼女のあの一言のせいでしょう。
 優れたムーブメントというのは、それが立ち去った後でも、永遠に人々の心に何かを与え続けるものなのです。
 
 1982年ポニーから発売されたものですが、現在廃盤です。
 万が一、古書店などで見つけたら、絶対に「買い」です。
 私も偶然入手しました。
 ”環境映画”(家でゆっくり過ごす時に流しておく映画に対して私が命名した呼び方)にも最適です。

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 ここ神田神保町といえば、皆様ご存知の通り、有数の書店街。
 最近では、本は必要なものをアマゾンで一括注文してしまうことも多いですが、本来は書店で手にとってあれこれ選ぶのが、一番楽しいものです。

 しかし、今日は書店巡りをする時間はなく、ランチのみです。

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 ここ、神田神保町TINUNは地下の小さなお店ですが、いつも満員の活気のあるお店です。都内に何か所かあるお店のうちのひとつです。



 
 私は、パッタイが好きなので、大抵それを頼みます。
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 桜エビが中々ジューシーです。





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tinum料理2

 ←同行者の注文した、ガイカップラーカオ。
 これもおいしいです。
tinum料理5
 タイ風汁なし油そば→
 こちらもお勧めです。

 

 


 
 今日は何となく、必要に迫られてする読書ではない、子供の頃の純粋な読書の楽しみを思い出しました。
 
 同じ通りを歩いていても、何の感慨もない日もあるのに不思議なものです。 
 子供の頃は、本当に外で思い切り遊ぶのも本を読むことも、同格の楽しみであったような気がします。

tinum料理4
 生春巻きです


 

 


 
 夏休みの、当たり前の一日のことは忘れられません。
 泥だらけになって祖父の家の庭で遊んだ後、祖母が山盛りに皿に載せてくれた すいかを何切れも食べ、暑くて外にいるのも辛い午後は、思い切り本を読みふけるのは何よりも楽しみでした。
 祖母のつくってくれた麦茶には、いつもお砂糖がはいっていました。
 (母は、甘い飲み物は禁止)
 そんなのんびりした日々を、いつも過ごしていました。
 

 
the 20th century2
  "The 20th Century Year by Year"
      Barnes&Noble
 20世紀の足跡を豊富な写真と図版でたどる本。
 こちらも残念ながら、現在廃刊のようです。

 ”Barnes&Noble”(バーンズ&ノーブル)といえば、カフェを併設したニューヨークの書店。他の地域にも支店があります。
 
 メグ・ライアンとトム・ハンクスが主演した

ユー・ガット・メールのモデルになった書店と思われます。
 
 仕事上ではライバルであり憎み合っている、ニュー・ヨークの巨大書店チェーンの御曹司ジョーと、小さいけれどポリシーのある絵本専門書店の若き女主人キャスリーンが、インターネットを通じて偶然に知り合い魅かれ合っていくというストーリー。
 普段は冷徹なビジネスマンのジョーは、ネットの上では少年のような純粋な心にあふれたメールをキャスリーンに送り、彼女と心を通わせます。
 「リアルよりバーチャルの世界の方が自分をさらけ出る可能性がある」という現代的テーマを含んだストーリー。
 (私はその考えには少々懐疑的ですが)
 現実の世界では絶対あり得ない、映画ならではの現代のおとぎ話のような設定の作品ですが、心温まる仕上がりになっている、肩の凝らない作品です。


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