世界中の民族が、どこからやってきて、どのように移住していったかを調査する大規模なプロジェクト人類がどのように地球上に広がったかを探るプロジェクトが、米国ナショナルジオグラフィック協会とIBMの共同事業として、始まったそうです。

 世界中の民族10万人のDNAサンプルを採取し、女性はミトコンドリア遺伝子、男性はY遺伝子を採取して、それぞれ母系と父系の家族の世界的な系図を構築し、人類の起源に迫るという巨大プロジェクトです。

 このプロジェクトには、一般の人もキットを購入することにより参加出来るそうです。キットの価格は米国ドルで99.95セントで、こちらのサイト(英語サイト)NATIONALGEOGRAPHIC.COMで購入可能だそうです。
 
 キットの購入費用は、今後の世界規模のフィールド・リサーチなど、この事業の研究費として用いられる他、世界の先住民の教育・福祉・文化活動等の目的にも遣われる予定とのことです。
 
 なお、プロジェクトに参加した人のプライバシーは完全に保護され、検査結果はID番号で公表されるとのことです。
 自分の検査結果は、上記のナショナルジオグラフィック協会のHPページでID番号と照合して知ることは可能だそうです。
 また、研究の進行状況なども同HPに随時発表される予定だそうです。


 女系、男系のルーツを探る「ミトコンドリア・イブ」「アダムとY遺伝子」を扱った過去記事は以下の通りです。
 イヴの七人の娘たち
 男性のいない世界がやってくる!?〜アダムの呪い〜

 研究というと、普通は世の中にとっては「象牙の塔の中の無関係な出来事」です。
 このように地球規模で「夢」を追いかけるという形の研究、しかも商業的資本や一般の人と共に行なう巨大プロジェクトという形式というのは、やはりちょっとしたニュースであるような気がします。


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