恋人たちの予感 ニュー・イヤー・カウントダウンのシーンが最高に印象に残る映画と言えば、何と言ってもメグ・ライアンの主演する"When Harry met Sally" (邦題:恋人達の予感)でしょう。 この映画のテーマは、ずばり、 「男女の間に友情は成り立つか?」 と ...
2004年12月
マリリン グロリア・スタイネム+ジョージ・パリス(写真)著
マリリン 自らを特定の社会的役割に押し込めることの悲劇。 彼女の人生はまさしくそれです。 マリリンは、どうしてノーマ・ジーンというただの女でいられなかったのでしょうか。 「頭の空っぽな金髪女性」をみごとに演じきった女性。 彼女は、難しい本を ...
非営利団体の論理をビジネスに
CEO型政治家はもう古い (NEWSWEEK 日本版 2004.12.19/2004.1.5)を読んで お金のことをきちんとするというのは、とても大切なことです。 少し前から、日本では、企業の論理を政治に取り入れようという機運が高まってきました。 健全な経営 ...
ほんとうに狭い地球
知人、友人、利害のある仕事関係の人にはやたらに愛想がいいのに、公共マナーが悪い人っていますよね?デパートの若い女店員さんに威張り散らしている人とか。人にぶつかっても謝りもしない人とか。 ニューヨークの街角で、すれ違いざまにぶつかっても謝らなかったら、 ...
単一のクローンは滅びやすい
集団心理は、この世の自然発生現象の中で最も恐ろしいもののひとつです。 同じ価値観、同じ性別、同じ年齢の人々と 「そうそう、それってあるよね。」 と盛り上がって話すのは楽しいものです。 そこでは少しでも異質なものは排除され、自分の意見に反対する人 ...
コカ・コーラ帝国の興亡―100年の商魂と生き残り戦略
コカ・コーラ帝国の興亡―100年の商魂と生き残り戦略 誰もが知っている赤と白のロゴ 何故コカ・コーラが飲み物を超えたアメリカの象徴になり得たか 健康食品は、現代の巨大産業である。 その伝統に先鞭をつけたのは、大量消費社会を世界に広めた国、アメリ ...
クリスマス・キャロル
もしクリスマス・キャロルの偏屈なスクルージ爺さんのところに来た三人の精霊が、私達の元に今夜やってきて、 現在・過去・未来の人生の全てを一瞬のうちに見せてくれたたとしたら、どんなに孤独な人でも、自分がただの一度も誰かの愛に触れずに終わる人生は送っていな ...
Oh!生きもの―生物のみごとなしくみ マーロン・ホーグラント+バート・ドッドソン著
Oh!生きもの―生物のみごとなしくみ 遺伝の仕組みをドーナツ屋さんの例えで説明してしまった画期的な本です! この本は、掛け値なしに素晴らしい本です。 この分野に全く関わりのない方でも、分子生物学・遺伝のことが楽しく易しく理解できてしまいます。クリス ...
顔を読む―顔学への招待
顔を読む―顔学への招待 本当の意味での”人を見る目”を身につけたい方に最適な本 第一印象のトリックを知る 容貌の中で、その人の社会的価値に最も影響を与えるのは、実は美醜ではない。 童顔か、大人顔かという点だ。 男性にしろ女性にしろ ...
心の灯火(ともしび)を胸に
大人って、子供に夢と美学を伝える存在であってもいいのではないだろうか クリスマスソングが流れるカフェで、偶然隣り合わせた40代半ばくらいの女性二人の会話。どうも、大学受験の子供たちが、それぞれいるらしい。最初は、どこの大学がいいという話をしていた ...