小枝の超!極私的読書術

あなたも絶対本が読みたくなるブログです!皆が読んでいる本も、小枝的独自の切り口でご紹介!誰も読んでいない本は、紹介するだけでも意味があるのでご紹介!自分を変えるのに役立つ本を中心にご紹介

カテゴリ: 遺伝子の本

ゲノムが語る23の物語 脳細胞に新しい結合を生み出すプロセスを学習と呼ぶなら、古い結合を失うプロセスもまた学習といえる。  (“ゲノムが語る23の物語”より引用)  唐突ですが、あなたは「忘れ上手」だろうか?  人間の精神のバランスの要になる究極の「能 ...

やわらかな遺伝子  「科学」という存在が、人間の知的好奇心を満たす存在であることは間違いがない。 「博物館」に行ったことがあることがある人ならお分かりであろうが、ああした場所は、子供だけでなく大人も楽しめるように出来ている。  「恐竜が絶滅したのは何 ...

アダムの呪い   本書は、ベストセラーイヴの七人の娘たちの著者である、ブライアン・サイクス博士の近著である。  人間の性染色体のうち、女性はX遺伝子を二組(XX)、男性はXおよびY遺伝子をもつ(XY)というのは、今日では良く知られた事実である。  し ...

イヴの七人の娘たち     閉じ込められた遺伝子〜封印された遺伝子は母由来〜  「面白いサイエンス・ノンフィクションはないですか?」と誰かに聞かれた時、まず第一にお勧めするのがこの書籍である。  こうしたことに全く興味がなかった方にご紹介した時 ...

 悪魔に仕える牧師  「人間は遺伝子の乗り物(vehicle)である」  「人間の言語、文化、思想などの現象は『ミーム』と呼ばれる非物質的な遺伝子により世代間に伝えれれている」  「進化というのはより合目的により良いものを目指しているわけではないが、だからとい ...

時間・愛・記憶の遺伝子を求めて―生物学者シーモア・ベンザーの軌跡 「目覚めと眠りは動物の行動の全てを統制しているのであり、起床と就寝は、それ自体が正真正銘の行動パターンなのである」            (時間愛記憶の遺伝子を求めて より引用)  も ...

遺伝子が病気をつくる    乳癌・アルツハイマー病・糖尿病、BSEなどの名前が良く知られた病気は勿論のこと、神経変性疾患におけるトリプレットリピート病(遺伝子の蛋白に翻訳される領域に余分な三つ組みの遺伝子の繰り返しが正常より過剰な数反復されておこる病気)、性 ...

遺伝学者は何年ものあいだ実験室で、患者と会うこともなく患者の家族を思いやったりすることもなく、仕事を続けることが出来る。日常の実験室での仕事は、能力と集中を求められるものであるとしても、割合単調なものだ。しかし、ある病気の重みをじかに経験し、ある特定の人 ...

ジーンウォーズ―ゲノム計画をめぐる熱い闘い ゲノム戦争が終わった後、私達には広大な未知の分野が残った  遺伝子の解明。これは長年の人類の夢であった。  「人間の遺伝子配列を全部明らかにすれば、生命や進化、病気、性格といった人類にまつわるあらゆる謎 ...

Oh!生きもの―生物のみごとなしくみ 遺伝の仕組みをドーナツ屋さんの例えで説明してしまった画期的な本です!  この本は、掛け値なしに素晴らしい本です。  この分野に全く関わりのない方でも、分子生物学・遺伝のことが楽しく易しく理解できてしまいます。クリス ...

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