過去記事 Good News, Bad News 〜悪いニュースをどう伝えるか?〜 で誰かに何かを伝えるためには、 「思いやり」 が大切だという記事を書かせていただいた。 ************************** 「思いやり」 の本質は、 まず自 ...
カテゴリ: 心理学・行動学の本
幸福の「理由」は人それぞれだけれど〜裸のサルの幸福論〜
「裸のサル」の幸福論 何故人は幸福になるのか? その理由は簡単なようで難しい。 どのように「幸福」になる条件が満たされていようとも、 それが当たり前の日常になってしまった時、人はその状態を幸福とは意識しない。 つまり幸福とは不安定な感情をベースにした ...
変化し続けない人間は、ある意味異常である〜人と話すサル「カンジ」
目の前に横たわる世界は、正確には一瞬といえども同じものではない。 したがって、知覚されたできごとに応答して生まれる行動も、 もし生物が正常に機能しているならば同じではありえず、 また同じであってはならない。 行動が異常になったときにのみ、 ...
影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか
影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか ヒューマン・エラーの原因は何か? 人間の行動の殆どの多くが、ある引き金をきっかけに反応する刺激―反応にほぼ近い、自動的なものであるといったら、驚く人は多いであろう。 私達の日常は煩雑な物事にあふれ ...
ライフ・レッスン
ライフ・レッスン 現代人必読の書 究極的な言い方をすれば、どのような物事でも“死”ということ以外は、復元可能である。 絶交した友人や別れた恋人に、もしどうしても心残りがあるのなら電話をかけるなりメールを ...
デンジャラス・エッジ
退屈の時代には「憩いの場」ではなく「危険の場」が必要である (デンジャラス・エッジより 引用) 人間には、自らが不快であると思うものや危険と思うものを、あえて求める心理がある。 エキセントリックな事件やスキャンダルなどが、繰 ...
人生は恋愛の雛形〜ふれあい〜
ふれあい―愛のコミュニケーション 人間の一生は、母親の胎内でしっかりと「抱きしめられた」状態から始まる。 デズモンド・モリスは、「出生」を、母との完璧な身体的親密性を失う人生最大のイベントと定義している。 しかし、それ以降も、肉体は母と「分 ...
コンピューターの精神科医ELIZA
会話は、共感がなくても成立する 人工知能(AI:Artificial Intelligence)は人格を作り出すのでしょうか?この問いに対する現在の答えは、「ノー」だと思われますが、限りなく似たものを作り出すことが出来ます。 まず、試しに彼女と会話してみて下 ...
あっけない結末〜男の子ってどうしてこうなの?〜
今、マクドナルドにいます。 例によって、他に少し長居できそうな適当な店がなかったという消極的選択です。 過去記事:アメリカ語ものがたり ここのマクドナルドは、一回が販売レジで、二階以上が客席というスタイルです。 二階の座席は満員だったののです ...
「裸のサル」は化粧好き
「裸のサル」は化粧好き ヒューマン・タッチ 「裸のサル」は化粧好きは、動物行動学の権威デズモンド・モリスと化粧の心理学を研究している石田かおり氏が化粧というテーマに語り合っているという、少々珍しい書籍である。。 デズモンド・モリス ...